レスリングとは?

名称について

プロレスと区別するために”アマチュア”レスリングと呼ばれることが多い。

だが世界レスリング連合(UWW:旧国際レスリング連盟、FILA)をはじめとする競技団体は、プロレスラーやプロ格闘家の参入を制限しておらず(後述)、プロフェッショナルアマチュアの区別がない。

そのため、単にレスリングと呼んでいる。

また、ドイツ・ブンデスリーガ (en) や、2002年から2007年にかけて活動したアメリカ合衆国のリアルプロレスリングなど、「プロ選手同士のアマチュアレスリング」を行う興行も存在する。世界最大のプロレス興行団体であるWWEにおいても、2006年のジャック・スワガートミー・ドリーマーなど、アマチュアレスリングに準じたルールでの試合が行われたことがある。

狭義のレスリングはUWWが管轄するルールのうち、オリンピックで競技が行われているグレコローマンスタイルとフリースタイルを指し、これらの総称としてオリンピックスタイルレスリング (Olympic-style wrestling) と表現する場合もある。

UWWが管轄するレスリングのルールは他にグラップリングサンボビーチレスリングパンクラチオンフォークスタイルレスリング英語版ベルトレスリング英語版が存在しており、これらはノン・オリンピックスタイルと総称される。

歴史

原型となるレスリングの正確な起源は不明だが、紀元前3000年には既に競技として成立しており、文武両道を旨とする古代ギリシャの名門家では体育としても奨励され、紀元前427年生まれの哲学者プラトンも若い頃は大会での優勝経験があるなど、この頃には既に確立されたメジャーなスポーツであった。

古代オリンピックでは人気競技であり、他の競技よりも優位性があった。またパンクラチオン古代ギリシアのボクシングなど、死傷者が当前のように出る他の格闘競技と比べると安全であったため、五種競技の一つとしても導入された。

古代オリンピックの終了と共に一度は下火になるが、第1回近代オリンピックで採用されると、基本的なルールを変更することなく採用され続けている。

現在では競技開始に必要な費用の少なさ、シンプルで確立されたルール、長い歴史により充実したトレーニング方法と指導者により、世界各地に広まっている。

また格闘競技の中では比較的安全性が高いメリットもあって、子供の競技としても盛んに行われている。

ウェキペディアより参照